酔払いの戯言

“現実を見なさい”夢を追いかけて苦しんでいる人に向かって大人が言いがちな言葉。実際、僕も言われました。

それをしていて食べていけるのか、生活していけるのか、という事なんだろうけど、言われるとすごく悲しい(目的が違うから話しても相容れないわけですが・・・この辺の話は長くなるのでまたいつか?)。

実際、芸術に興味を持って作品を買ってくれるコレクターが多いわけでは無いので、アーティストを目指す人は少なからず何処かで“現実を見なさい”と言われる。“限られた人しかなれないんだから”と。

じゃあ、“限ってしまってるのは誰なのか”それは見えない権力や運じゃなくて、“現実をみなさい”と、全てを知っているかのように振舞う“大人”であり“私たち個人”なんだと。そう思った。

“現実を見なさい”と言っている大人はかなりの高確率で“芸術”と言われるものを“買って楽しむ”事はしないし、その世界をちゃんと知らない。見る目もない。それは芸術の世界に限った事ではなくて、芸能界でも、スポーツでも、どこでも同じ。

 

教育もそう。逆に早いうちから興味のある世界を経験させて、その道のりから得るものが大切なんだと思う。1つの事で成り立ってる分野なんて無いんだから。

どの世界でも色んな知識と経験が必要で、知らなかった世界で新しく知った事から別の道に広がる事もある。“現実を見なさい”と諭す人ほど視野が狭く、世界を知らないし、知らないうちに子供の未来の“芽”を摘んでいる。(高校まで“美術”は“文系”とひとくくりされるけど、実は“文系”でも“理系”でもどっちでもある。むしろ分野によってはほぼ理系。世の中作ってるつもりの大人の理解なんてそんなもんかと思った。もちろん文系の要素が大きい分野もあるけど)

 

“現実を見なさい”と言う人は、夢を追いかける人の道を狭めている事になぜ気が付かないんだろう。自分の価値観を信じず、磨こうとせず、ただただ世の中の漠然とした価値観に流されている事になぜ違和感を感じないんだろう。世の中の常識だって時代で簡単にひっくり返るのに。その常識だって、考えてないのに自分たちが作り上げている事に疑問は無いんだろうか?

 

「個にして全、全にして個」なんて言葉をちょっと思い出してしまった。

幸い、自分の周りには少なからず応援してくれる人が居る。本当にありがたい。

でも、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。そして、たくさんの頑張ってる人が頑張りやすい世界を作って欲しいし、作りたい。

 

世の中を変えるのは政治家や役人ではなく、我々個人なんだと・・・。

 

このまま書くと政治の愚痴にまで行きそうなので、酔払いの戯言はここまでにします・・・。おやすみなさいzzz